ここまの心
5月1日
絵に描いたような五月晴れでしたねぇ。
今年もまた、連休中のお客様を狙って、チラシ配りのお手伝い。
8月8日に行われる、『圓朝祭り』のチラシが出来上がりまして。で、鈴本の前には朝早くから行列が。
初日は10時45分開場だそうです。
で、昼にはもう立ち見&入場制限。さらに、黒門亭も興行中。
あっという間に満員になって、これまた札留。
確かに、いい顔だったんですが。
むむぅ。入れなかった方は、申し訳がござんせん。
5月3日
天気予報によると、明日は夕方から雨が降り出すとか。
じゃァ、小駒の会は、ちゃっと演ってすぐ終わらしちゃうぞ☆・・・いや、ちゃんと演ります。来て下さい!m(__)m
ゲストの扇里兄さんと、とっておきの余興芸を見せちゃうから!!
ぜひ、見に来てぇ〜〜!!
5月6日
ふぅ、無事、勉強会も済み、研精会も終わって、ゴールデンウィーク突入の小駒です。
ネタおろしもねぇ、もっともっと演らなきゃいけませんわな。そんなワケで、小駒の会の様子をちょっとだけ。
こないだ、お客様の結婚式で『落語界の秘芸』をご披露いたしましたが、やはり何事も日々の稽古が重要。
扇里兄をパートナーに、勉強会にお越しくださった方だけに、その一部を再現いたしまして・・・なに演ってんだか。
今日は昼間、深川の江戸資料館に行ってきました。
落語お好きな方、ぜひお勧めですよ〜〜!!
もうね、噺の世界そのもの。
八っつあん、熊さんになりきって長屋を闊歩できますぜ。
庶民の暮らしぶりもよく分かって、いい勉強にもなります。その割には、今日の研精会の煙草呑みの仕草はデタラメでしたが・・・(^_^;)ゞ
5月8日
お客様からチケットを戴きまして、女子十二楽坊のライブを朝之助兄さんと見に行ってきました。
ほとんど聞いたことがなかったので、前知識なしでしたが、誰にでも受け入れやすい曲ばかりで、大いに楽しめました。
実際、客席の年齢層も幅広く、気負いなくゆったりと聞けましたなぁ。
義助さん、ありがとうございました!しかし、有楽町の東京国際フォーラム・ホールAってのは、キャパが5000以上でべらぼうに広いっす。
ああいう楽器は生音がすばらしいので、小さい会場で聞いてみたいですねぇ。以前に、永住亭(永六輔さんのご実家での落語会)で、ゲストで出来てくださった楊興新さんの二胡の演奏が記憶に残ってます。
非常に感情豊かな音色で、郷愁を誘うような、目を瞑って聞いていると、涙が出てくるぐらいでした。まぁ、とりあえず興味を持ってもらう意味でも、女子十二楽坊の存在意義はあると思います。
ちなみに、アンコールで出てきた時には、13人を確認しました。
やはり、噂どおり「十二楽坊」はマヤカシでしたか・・・?!
5月30日
週間天気予報を見ていると、来週からしばらく雨模様らしい。
うっかりしていると、じきに梅雨に入ってしまうかも・・・
出掛けるなら、今!とばかりに、バイクをすっ飛ばして名古屋まで行ってきました。いや、無性に「ひつまぶし」が食いたくなったんですな。
おそらく、「キリン・一番絞り」のCMの影響でしょう。
役所広司氏が大汗掻きながら熱々の蒲焼きをかっ込む――放映してたのは昨年でしたっけ。
記憶の片隅でくすぶっていたあの光景が、ここ数日の真夏のような暑さとともにオーバーラップしたのかもしれません。
どうせ食うなら、地元の店で。
で、訪れたのは『しら河・浄心本店』。
『いば昇』が有名ですが、あえて本命を外すところが行列嫌いの所以です。真っ赤なオープンカーで乗りつける白髪のダンディ爺さんなんぞがいて、客層も高め。
でも、他の有名店よりはぐっとお安くなっております。ご存知かもしれませんが、せっかくなので説明させてねぃ!
オヒツに入った鰻の短冊とご飯をまぶすから「ひつまぶし」だぞぅ!
でも、プラスチックのお櫃だったぞぅ!茶碗に盛ってから、撮影を思い出すのは、もう香港以来のデフォルトだね(笑)。
素直に、「お召し上がり方」に従う。
一杯目は、ひつまぶしそのままを喰らう。
二杯目には、ネギ、わさび、海苔を載せて、薬味とのハーモニー。
そして・・・
出ました、「うな茶」!
お茶をかけてから、海苔を載せるべきだったな。
見た目によろしくない。スマン。聞いたことはあったが、食すのは初めて。
お出汁とほうじ茶のブレンドが、このうなととにサッパリ感を演出してくれます。
う〜ん、ナイス表現!・・・でもオイラは、かけないほうがうまいと思たよ〜。
せっかく来たので、いろいろ食べてみましょうね。
お次は、味噌煮込みうどん。
『山本屋総本家』
うどん屋にしちゃァ、立派な建物だぞぅ!
でも、店の中はフツーだぞぅ!
なぜ、撮影が待てないのか?!
せっかく、名古屋コーチンと卵付きのを頼んだのに、崩してかき回してから、カメラを出すのよ。
デフォルトの変更方法を教えてほしいもんだ。お味は、八丁味噌が好きかどうかで分かれそうだなぁ。
で、うどんがねぇ・・・
オイラとしては、ムムム。
ボソボソのゴワゴワ。きっと、厨房で何かあったに違いない。
これから、観光客の素振りで、大須演芸場をオモテからチラリと覗いてきました。
噺家の名前はなかったよぉ。
うぅ、ここいら辺はあんまり触れないほうがいいのかな。
よく知らないだけに。
「柳家小三亀松」の看板に、いろいろと想像を巡らして、その場を足早に去る。
大通りの公衆電話で話をしていた支配人似の方、今後お会いすることがありましたら、どうぞお手柔らかに・・・。
名古屋の繁華街、テレビ塔や中日ビル、芸術文化センターは前座のころに何度かウロウロしてたので、懐かしや。
デパ地下で「てんむす」と、「手羽先」を購入。
松坂屋は、名古屋が本店なんだねぇ。
『千草亭』は、夜のみの営業。
昼間のうどんで、名古屋麺不信に陥っていたこの私を立ち直らせてくれたのが、ここの「きしめん」。「卵まぶし」を注文してみました。
オイラとしては、あったかい汁に卵とじになったどんぶりを想像してましたが、果たして出てきたのは。
平皿に盛られた、茹でたてのきしめんと溶き卵を絡めたのに、海苔がパラパラと。
それに、そば猪口に漬け汁が入って、徳利には茹で汁(きしめん湯、と言えばいいのか)が。
ざるそばと、釜玉を遠い親戚に持つ幻のメニューだぞぅ!くぅ!あろうことか、カメラをバイクのトランクにしまったまま、一気に食べ終わってしまった。
食事終了。撮影不可能。
ダメだこりゃ。
日帰りのつもりでしたが、先ほどの手羽先で呑みたくなったので、ご一泊。
常に思い付きで行動しております。翌朝、のんびりと6時起床。
旅先では、やはり規則正しい生活。
が、普段の活動時間とは大幅に異なるため、帰りの高速で、猛烈な睡魔に襲われる。
浜名湖SAで、休憩。
ここ、いいぞぅ!
浜名湖が見下ろせる高台に作られた、サービスエリア内とは思えない広大な公園。
湖面から吹く風が心地よく、木陰のベンチで横になったら、1時間ほど寝ていたよ。
元気復活!
ちっとも落語と関わりがなくて、申し訳ない日々の記録。
オマケ
海老名SAを我が物顔で闊歩する猫たち。
つつじの草むらに住み着いているのかな。