ここまの心




3月21日


本日より、この春に真打に昇進する兄さん方のお披露目興行が始まりました。
3月下席は上野・鈴本演芸場、夜の部です。
詳しくは、落語協会HP、または鈴本のHPまで。

あ〜、すまん。今、激ねむなのでリンク貼るのもアヤシイ。
お手数ですが、リンクコーナーから見に行ってくりゃれ。
すまんのぅ・・・。


おっとその前に、午前中は池袋演芸場にて、旗日限定・”福袋演芸場”を。
出番じゃないけど、お手伝いというか、様子伺いというか、噺を聞きたかった(?)ので、朝イチで池袋へ。
ちゃんと、魅力的な企画を立てて宣伝をすればお客様は来てくれるもんだねぇ。
云うのは簡単だけどさ。

たぶん、会の様子は落語協会HPの二ッ目のページか、
はたまた三之助兄さんのHPに詳しく出ているに違いない。
三之助兄ィがインタビューを取ってたからさ。
そちらを参照のこと。
・・・なんと横着な!
だって、もう半分まぶたが閉じてるんだもん。


真打昇進披露興行の大初日は菊翔 改メ 古今亭菊生師匠の登場。
一門の色男ですよ!
圓菊門下は色男が揃ってるとの噂も。 (あくまでウワサ)

大入満員、ありがとうございます!
これから40日間、続きますのでぜひ見に行きましょう!


これで安心して眠れる。
お休み名亜sjl;j;;あああ。。・・・・・・・・・・・・・・zzzzzz



3月22日


デジカメの画像コーナーを作ってみた。
が、”マイピクチャ”のファイルを開いてみて、はたと手が止まってしまった。

「ろくな写真がない・・・。」

まず、公開したい画像があって、それからでしょ。普通。
”モト”がなくちゃ始まらない。

あんまりカメラを持ち歩かないからなぁ。
この前のお花見は偶然です。花見に行くつもりじゃなかったのにね。

それに、このコーナーでも画像を出してるから、別にこさえるって程のもんじゃない、と納得。
没コーナーとなりました。
テストで数時間だけUPしてたから、見られた人はラッキーです。



おかげさまで、カウンターが少しずつ回り始めました。
落語協会や寄席、身近な兄さん方のHPにリンクを貼らせて頂いたので、
お客様が見に来て下さっているようですね!
うれしいなぁ〜!
でも、8桁は多すぎる!(笑)
夢をでっかく持ち過ぎっす!
どうやって桁数を変えられるのか、目下、調査中ですよ。

それよりも、ちゃんとカウンターが表示されてないって人もいるんじゃない?
緑のデジタル文字で”888888”になっちゃってる人。

・・・それって、オレだよ!!

またかよ!
俺がなんか悪いことした?
それとも、日頃の行いのせい?
イクラ(貰い物)ばっかし食ってるから?

・・・わかった。謝る。
謝ります、神様。
だから、そんなイタズラをしないで・・・、お願い!


だ、ダメだ・・・


しかも、おとといまではブラウザーの更新ボタンを押せばちゃんと表示されてたのに、
現在、何度更新しても”888888”のまんま。
やっぱり、誰かの嫌がらせだ。
見えない電波がコンピューターに指示しているんだ。
そうに違いない。

・・・・・・・・・・・・・
サーバー元に問い合わせてみました。
で、わかりました。
「”Norton Internet Security”などのウィルス対策ソフトを使っていると
正しく表示されないことがあります」とのこと。
――それ、使ってます。

するってぇと、カウンターって、ウィルス扱い?!

ダメじゃん、このカウンター。
ほかのサイトを見てみたら、きちんと表示されるところと、そうじゃないところがある。
どうして?何で?
そこまでは、わからまへん。
どなたかご存知の方、教えて下さい!


ちなみに、現在、500ちょっと。

でも・・・・・、正直に云います。
そのうちの1/4近くは・・・・・・・・・・・・・・、ボクです。


・・・すいません!って、謝ることじゃないんだけどね。
最初って、何度も見てみるじゃん、自分のHPをさ。
ちゃんと動いてるかなって。

いろいろ試してみるわけだし・・・
更新ボタンを押して、カウンターが進むのも面白いし・・・
・・・いや、言い訳じゃないです!決して。
いきなり、5万Hitから設定したりする○○○兄さんとは、次元が違います!



・・・だから!! 「それって、ダレですか?」なんて、メールを送り付けないように!



3月23日


久し振りに、喜怒哀楽の激しい一日だった。


ヒル、師匠と一緒に埼玉の加須へ。
”パストラル加須”にて落語会。

だだっ広い畑の真ん中にポツーンと瀟洒な公共ホール。
こんなにも不釣合いな光景ったらない。
豪華でキレイで、果たしてそれだけの利用価値を見出しているのだろうか。
地方のホールに行くと、いっつも思うこと。

最悪の高座をやってしまった。まるっきり出来てない。噺にもなってない。
自分自身に腹が立つ。
楽屋に戻って落ち着くと、反省、後悔、失意・・・
そんな後ろ向きの言葉ばかりが自分を責める。


帰り、首都高渋滞を避け、下へ降りる。
ところが、下のほうがもっと混雑。
大通りを避け、裏道へ入って迷う。
バイパスへ上がってしまい、曲がるべき道を越えてしまう。
裏目、裏目に出続ける。


まっつぐ帰って寝てしまおうかとも思ったが、お披露目興行へ顔を出した。
本日は扇辰兄さんの披露目の初日。
満員、立ち見。
真打が高座に登場すると、いつまでも拍手が鳴り止まない。
「ねずみ」。
扇辰兄は、いつでも実力を出しきる。(ようにオイラには思えた。)
いい噺が聞けた。


若手に声をかけて、食事に誘ってくださった。
扇橋師匠って方は、ホントはやんちゃな子供なのかもしれない。
小三治師のキ○タマにシャワーをかけて喜んだり、島倉千代子さんから
ブラジャーをもらって本棚に隠したり・・・
まったく悪意がないから、心から楽しんで聞ける。


腹も心も満たされ、帰途に着く・・・のつもりが・・・、友達からTel。
「新宿で呑んでるんだけど・・・」って。
アメリカで働いてる知り合いがパスポートの書き換えで戻ってきてるってんで、駈け付ける。
久し振りに会うってのは、何だかうれしいもんですねぇ。
呑みつつ、四方山の話をして、楽しく過ごして、安らかに眠る。(これじゃ、死んじゃってるよ)

200%の充電。
濃い一日。



3月24日


何だか、ここんとこずーっと志ん太兄さんに会ってるなぁ。
19日の花見からこっち、毎日だよ。
20日は一緒に芝居を見に行ってるし、披露目も打ち上げも一緒。
で、今日も一緒に買い物。
・・・こう書くと、何だかヘンな関係みたいだなぁ。

別に、個人的な買い物に付き合ったわけじゃない。
とある兄さんに、いつもお世話になってる御礼にお祝いを贈ろう、と企んでその品物探し。
(これは、後日明かします。)

買い物が済んで、またもやご馳走になる。
ずーっとご馳走になりっ放し。
オレにもご馳走させてよ! (必ず断られると踏んで)



3月26日


「二ッ目勉強会」
若手に勉強の場を、ということで落語協会主催で月一で開催してます。
時間をたっぷりとって、若さと熱気にあふれる落語会。

この会の特徴は、真打の先輩方、特に理事クラスの師匠方がお客様と一緒に客席に入って、
二ッ目の高座を聞いてくれるんです。
ご常連はそれを知ってるので、「オレは志ん朝の隣に座った」、
「ワタシの後ろ、小三治サンだったわ」なんという様な嬉しいオマケもあったりして。

そして、ハネてから近所の中華料理店で打ち上げ。
ここで、師匠方から批評を頂くわけです。
はっきり言って、我々はこのために”ふたべん”に参加してるんですねぇ!

耳の痛い言葉が次々に出てくる。
でも、言われないと気付かないことばかり。
ありがたくもあり、逃げ出したくもなる。
そんな打ち上げ。


本日の小駒は、「片棒」。
教えて頂いた一朝師匠も客席に・・・
志ん五師匠、圓丈師匠の顔も発見。
正直、演りにくいです。

ヤル気たっぷり、気合い十分。
力いっぱい演りましたよ〜。

・・・・・これがいけなかった・・・。

志ん五師 「聴いてて疲れる。」
圓丈師  「表情を作り過ぎ。素顔が分からない。」
一朝師  「軽く演っていいんだよ。この噺は。」

あ〜〜〜〜〜〜、裏目に出た〜〜〜。

その後、いろいろと教えて頂きました。
あ〜〜、もう!!
何だか、欲求不満。消化不良。
というか、ブルー?

ダメージ50。誰かなぐさめて・・・



3月27日


自分の時間のなかった前座時代、どうやって遊ぶかってことに苦労してた。
朝、師匠ン家に行って、それから寄席。ハネてから、ワキの仕事に行ったり行かなかったり。
土・日の休みなんてないから、結局夜だけなんです。


前座2年目ごろのお話。
その日は鈴本の夜席に入ってた。
楽屋の仕事も慣れてきて、来る日も来る日も着物をたたんで、お茶を出して・・・の繰り返し。

「あ〜、つまんないなぁ・・・」
「どっか、遊びに行きてえよなぁ」
「そうっすよね!行きたいっすねぇ。」
前座仲間のきょう助兄さん(現・志ん太)と、何気なく話してた。

「ハネてから、どっか出掛けたいなぁ。ねぇ、兄さん。」
「そうだな・・・。オレ、一旦師匠ン家に戻って、それからなら大丈夫だな」
「いいっすね。どこ行きましょっか?」
「せっかくだから、クルマ借りて出掛けよう!」
「イエ〜ィ!さすが、兄さん!」


そんな、思い付きでお出掛けが決まったのだ。

きょう助兄が師匠のお宅の用事を済ませて、車を借りて中野まで迎えに来てくれたのが夜10時半ごろ。
とりあえず走り出す。

誰かを捕まえよう!ってんで、さん市兄さん(現・喬之助)にTel。
「兄さんさぁ、これから遊びに行かない?」
「おぅ、いいけど・・・、どこ行くんだよ?」
「まだ決まってないン。とりあえず、車があるからどこでもOK!」

捕獲に成功。
道連れ。 三人旅。

(さん、きょう、小

市 「どこ行くかだよな。」
助 「横浜あたり行ってみようか。」
駒 「兄さ〜ん、オレ、温泉がいい!」
市 「は?何だよ、温泉って。どこなんだよ」
駒 「温泉に連れてって!どっかないの?」
市 「そりゃあるけど、もうこの時間じゃやってないだろうよ」
助 「そうねぇ・・・、草津だったら24時間入れるところがあるけどねぇ・・・」
駒 「さすが!きょう助兄さん!」
市 「おい!お前、草津ってどこだか分かってるのかよ」
駒 「ニッポン」
助 「だいたいなら道分かると思うけど」
駒 「草津〜!くさつぅ! で、兄さん、草津って、どこらへん?」
助 「群馬の奥のほう。」
駒 「群馬・・・。クルマでどのくらい?」
助 「3,4時間はかかるな」
駒 「え〜、そんな遠いの?マジっすか?」
市 「どうすんだよ、どこ行くんだよ」
駒 「温泉がいい〜!温泉入りた〜い!」
助 「・・・、じゃ、行くか。」
駒 「マジ?!いいんすか?! やった〜〜!!」


これから、怒涛の爆走。
関越道を北に進む。
時速140Km +α (多分気のせい)
捕まりゃ、一発免停だな。
藤岡Jctから長野方面・上越自動車道へ。
碓井軽井沢で下りて、浅間山の裾野を回って群馬県に入る。

ここら辺は人家もなく、街灯もない。
深夜、車のヘッドライトに照らされた道だけが浮かび上がる。

「あそこに自販機があるから、ちょっと休憩しよう。」

外に出たら、これが寒い!
あ、そう、10月ごろのお話です。

ふっと見上げると、満天の星空。
「ちょっと!兄さん!空・・・!星がすごい!!」
「え・・・、は〜、こりゃすげぇや!」

こればっかりは、ナマで見ないと伝わらないね。
ホント、真っ暗なんだから。

「これ、車のライト消したら、マジで真っ暗じゃない?」
「ちょっと、試してみるか・・・・・」
・・・・・・
「うわ〜〜〜!!!マジ? 何にも見えないよ!」
「怖い、怖い! もういいから!」
「は〜、怖いっすねぇ。これだけ暗いと。」

そう、以前にも経験したことがあるけど、真の闇って見たことあります?
ほんッと、怖いっすよ。
とにかく、何にも見えない。自分の手さえ見えない。
本能的な恐怖感ですね。
ほんの数秒でしたけど。もちろん、すぐ点けました。


再び、北に向かって走り出す。
ほとんど車は走ってないから、ものすごいスピード。
朝までに戻らないと、師匠ン家があるから。


長野原から草津道路に入る。
距離にすると、まだ10キロ近くあるだろうけど、・・・なんだ、この匂いは?
これはもしや・・・・、イオウの匂いじゃ・・・?

「ねぇ、そうじゃないっすか?兄さん」
「え・・・、わかんないなぁ」

オイラの嗅覚は確実に捕らえていたんです。
温泉レーダー。


そうこうしているうちに、草津温泉の標識が見えてきた。
「えーと、確かここを曲がって・・・」
「よく兄さん、わかりますねぇ!」
「昔、来たことがあるから。多分この道でいいんだと思うんだ・・・」

ここまで来ると、もう硫黄温泉の匂いでいっぱい。
両脇には温泉宿が。
至る所から湯気が出てる。
高まる期待。早まる鼓動。
細い道を下っていくと・・・・、じきに広い所に出る。

「さ、着いたぞ!」

ふと前を見ると、そこは濛々と、とてつもないくらい湯気が立ち上っていた。
車を飛び出し、駆け寄った・・・

「兄さん!!! 何ですかあれ!!!」

そこにあったのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





                            続く

ってすいません。眠くなっちゃったんで。続きはまた。



3月29日  そこにあったのは・・・


そう、そこにあったのは・・・







の続きを書こうと思ったんですが、今日もかなり眠いんです。

さらに、この話は実は前振りなんですねぇ。
え?何のことか分からない?
ま、もうちょっと待っててね。 申し訳ないっす。

明日は、学生の時の同期のコの披露宴。
結婚一番乗りだ。
他の連中は何をやってるんだ?!

オイラ?
う〜ん、結婚・・・、したいねぇ!
お相手を募集中です。
了見の悪い人でなければ、だいたいOKっす・・・・・(マジ?)
まずは、『お付き合いしたい!!』のタイトルで、メールを送ってみるのがステキなキッカケ。
さぁ、あなたも今すぐに!!!(笑)



3月30日


学生時分の同期のコの結婚式。

お客さんとして出席するのは実は初めてだったりする。
いつも、司会者席から見ているもんですから。


司会は朝之助兄さん。
日大落研の2つ上の先輩です。
おいらも負けじと着物で参加。

ところが、これが失敗(?)。
祝宴が始まり、しばらくしたら
「会場内を着物でうろうろしている金原亭小駒くん。司会者席まで来てください。」
あれ?お呼び出しがかかっちゃった。


いつの間にかマイクを握り締め、朝之助兄と掛け合いに。
今日はお客さんなんだけどなぁ・・・ま、いっか。



久し振りに学生時分の仲間に会った。
お開きになってから、仲間達と呑む。
皆んな、相変わらず。
バカっ話で盛り上がり―
嬉しいもんです。
気付いたらあのころの自分に戻っていた。



3月31日


HPを始めてまもなくひと月。
意外なヒトが読んでたりして、面白いもんですねぇ!

これから、検索サイトに登録をしてお客様を増やしていきますよ!
そうそう、来月からまたトップページの紙切りを取り替えますので、そちらもお楽しみに〜。



で、掲示板を読んで下さった方から嬉しい頂き物を!

今朝の早朝寄席で受付をやっていたら、「HPの掲示板、見ましたよ〜。これ、差し上げます。」
何だろう?!
・・・・・開けてビックリ!
『東京銭湯マップ 2000』
おおぉ!こ、これは!!

――そうです、以前にも書きましたが銭湯好きのオイラは知り合いからもらった
1994年版の銭湯マップを大事に使っていたんです。
書き込みやPost It(付箋)がたくさん付いててかなりくたびれてたんですわ。
それに7、8年も経つと、つぶれてしまった所もかなりあるし・・・

ナイスッ!! ありがとうございま〜す!!
My favorite ”愛読書”部門 上半期の1位を早くも獲得しそうな予感 (^_^)




銭湯特集のコンテンツを企画しております。いつになるかは??わからまへん。
さしあたって、このページで銭湯のお話を・・・

早朝寄席がハネて表へ出ようとしたら、向こうから前座の朝松が。
手にはビニール袋をぶら下げて、よく見ると石鹸箱のようなものが入ってる。
聞くと、朝湯に入ってきたそう。
湯上りのつやつやの、まぁるい顔をして(こりゃ元々か)楽屋へ入っていきました。

朝湯はいいもんです。
なんたって、贅沢な気分を味わえるってもんだ。
銭湯の、高い天井窓から差し込む朝の光を浴びてきらきらと輝く湯船。
家の風呂じゃ、こんな風情はゼッタイに味わえない。

御徒町駅のすぐ近くにある『燕湯』
ここは朝湯に入れる数少ない都会の銭湯。
なんと早朝6時から営業しています。
こんな住宅街でも、学生街でもない町中で、変わらぬ”下町の銭湯”を提供してくれています。

JR御徒町駅北口より秋葉原方面に徒歩4分。(のんびり歩こう)

ひとッ風呂浴びてから昼席を見るってのもいいんじゃない?





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