銭湯体制につけ!


四国うどんツアー&道後温泉 Part4


まさに恐るべき讃岐うどん。天国と地獄をいっぺんに味合わせようという秘境の地だ。

しかし、ここまで書いてきて、お湯の話がまったく出てこないとは、銭湯隊員としての名折れでござんす。
これより向かうは松山。
松山といえば、坊ちゃん。
坊ちゃんといえば、道後温泉。
その道後温泉で泳ぐのが今回の第2の目的。

飛行機の行き先を変更したってのはもう書きましたが。
宿の手配もJTB君に任せてありまして。
えぇっと、披露宴当日、つまり明日のホテルは新郎が押さえてくれまして。
前日入りした我々は、松山駅前のビジネスホテルへご宿泊、のつもりでした。当初の予定では。
でも、せっかく松山へ行くんだし、前日入り、つまりのんびり遊ぼうってことですから。
ここはひとつ、道後温泉近辺ではいかが?と相談。
そこは本職JTB、これまでのルートを最大限活用して、
道後温泉本館からすぐ近くのホテル、『古湧園』を取ってくれました。

松山へ到着。松山城散策。松山駅前でレンタカー返却。
この松山駅前から、市電で道後温泉まで15分。チンチン電車です。まぁ、都営荒川線みてぇなモンだ。

「ご乗車のお客様、ありがとうございました。終点の道後温泉〜、道後温泉〜。お忘れ物のございませんよう・・・」
いやっほぅ!
初の四国上陸。初の道後温泉。心はもうお湯でヒタヒタ(?)。
小走りで、それらしき建物へ・・・

道後温泉本館
キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!
ついに来ましたよ。念願の道後温泉へ。
2001年の夏に北海道ツアーで登別温泉へ入って以来の衝撃!

そのまますぐに突撃したいのは山々だが、とりあえずホテルに荷物を置いて、落ち着いてからでも遅くはない。
ちょっと坂を登って、「古湧園」へ。おぉ、大きいところだねぇ!
ホテルのロビー。JTB君、チェックインを頼むよん。
「お世話になってます。予約しました、JTBの○○です。」「少々お待ち下さいませ」
ホテルマンがフロントの奥に入ったと思ったら、ご年配のホテルマンが出てきて、
「どうもどうも、いつもお世話になっております。支配人の○○です。」
おやおや、ホテルの支配人自らご挨拶か。いろんなコネがありそうだな。
後ろから見ていたら、チェックインの紙に大きなハンコをポンッと。『VIP』
おぉ、出たァ!これがウワサのVIP待遇ってヤツですか。
部屋まで御案内。最上階の突き当りの部屋(だったと思う)、ドアを開けると・・・すっげぇ〜〜広いッ!
20畳以上あるよねぇ、ここって。今日ここに泊まるのは4人だけなんですが。

カバンを置いて。上着を脱いで。
とりあえず、お疲れ様ってことで、乾杯しますか!今までクルマだったから呑めなかったんでね。
冷蔵庫から冷えたビールを。それぞれグラスに注いで。乾杯!
・・・くぅ〜、最高っす!心地よい疲れと、楽しい仲間、喉を伝わるビール。幸せ。
しばし、マッタリ。座敷をゴロゴロ。お茶請けの干菓子をつまみに。
・・・気付いたら、テーブルを部屋の隅に移動させて、端っこに固まっているメンバー。
やっぱりVIPじゃなくていいのねん・・・。

落ち着いたところで、温泉へ・・・、とその前に。
翌日の披露宴の担当者と打ち合わせなんぞをしなくちゃねぇ。司会者ですから。
会場のホテルへTel。「後ほどお会いして打ち合わせを・・・」
時計を見ると、ゆっくり温泉に浸かってる時間はなさそう。う〜ン、じゃぁ、戻ってきてからでいいや。
で、他の皆さんは?やっぱり温泉行くよねぇ。ま、いっか。

しばらく単独行動。再び松山市街地へ。
担当者と打ち合わせ。新郎は仕事が終わってから駆けつけるって云ってたけど、どうやら遅くなりそうって。
結婚式の前日だってのに。夜遅くまでお仕事大変っす。
打ち合わせ終了。新郎はまだ仕事。じゃ、当日早めにってことで、またまたチンチン電車に揺られて。

仲間にTelしたら、温泉浸かって、本館目の前の道後ビールショップで呑んでるの?!
道後温泉は23時まで。まだまだ大丈夫だな。
ビアホールへ直行。
後の飛行機で来た先輩、後輩も合流して、1日早い祝杯を!
そのうち、新郎からも連絡があって、「じゃァ、打ち合わせついでに、呑みに来るかぃ?」
式の前日だってのに。道後温泉まで呼び出し。呼ぶやつも呼ぶやつだが、来る新郎も・・・(笑)
しばらく振りの再会。盛り上がらないワケがない。
呑んでるうちに、まぁ、温泉はまた明日でいいや!って。あ〜あ。

カンバンまで飲み続ける。当然、道後温泉は閉まってた。
宿に戻って、ホテルの大浴場へ。こっちも広々してるから文句はないっす。


翌日、披露宴。
余興も・小駒〜!仕事中〜(笑)司会者・小駒〜!
その後二次会。夜9時ごろお開き。
本日は、そのまま全日空ホテルへ宿泊。しかし!!何としても道後温泉に浸からねば!
チンチン電車に揺られて温泉地へ。昨日からこの道を行ったり来たりだなぁ。

小駒スナップ@道後温泉もう一回、記念撮影(^_^;)
えっと、大人300円。休憩室や個室付きだともっと掛かります。オイラにはいらん。
中に入ると、やはり歴史的建造物。壁も柱も時代が付いてます。磨きが掛かってピカピカっす。

え〜と、湯船がふたっつ。浴室も二つ。空いてるほうへ。
あ・・・、熱いな。そーっと入って。こりゃ、泳ぐのはダメだ。
湯は無色透明。目をつぶってると、いつもの銭湯と同じ感じ。
出て、入って、出て、入って。石造りの浴槽が立派ですなぁ。

脱衣所にポットと急須が。ご自由にお飲み下さいって。
お茶で一息。とことん落ち着こう。

『泳ぐべからず』は貼ってませんでした。


また、そのうちにうどんツアーやりそうだな、こりゃ。


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