ここまの心
韓国食い道楽・その2 (2009,1,26〜28)
ソウルでの〆の食事は、岡先生が振舞ってくださるという、通称「岡ランチ」!
そうですか、そういうことでしたら、こちらのお店なぞいかがでしょうか。
向かった先は――
この看板に描かれし魚・・・
ふぐ!!
あぁぁ、生涯二度目の河豚です(笑)
初めて食ったのは、16年前、学生時分に、落研のメンバーで大阪ツアーを敢行した際に、
食い倒れの街で先輩におごってもらったのが初回。坂原さん、その節にはご馳走様でした!!
やっぱり、手前ェの懐では手が出ねぇ。
表からだと、閉まってるように見えるでしょ。
最後にまた、裏切られたか?!と一瞬、焦ったよ。
ドカドカっと席に着いて、オーダーは例の如く、岡先生と駿菊師匠にお任せ。
テーブルのグリルに熾した炭を入れて、仕度は万全。
そして、出てくるのは・・・、当然、ふぐ。
焼きふぐ(乗せたばかり)
随分と厚切りだねぇ。
え?薄く切るのは、刺身だから?あぁ、そうなの。それはともかく。
焼けるまで、気を落ち着かせて。
いろんなキムチが小皿に乗ってるから、これで一杯やりながら、しばし待機。
焼くと縮むなァ。
お、そろそろ食べごろかな。
黒いところは、皮ですな。焦げたわけじゃありません。
これをどうやっていただくかというと、
タレを付けて、召し上がれ。
薄〜く切った刺身をチマチマ食うより、厚切りを炙ってペロッと平らげちまう方がフグも喜ぶよ。多分。
ふぐのひれ酒
「いいねぇ、呑んでみたいねぇ、ゼヒ!」という金八師匠のリクエストで、注文。
ちゃんと日本酒のお燗でしたよ。甘口だったけど。
あ、火は点けなかったね。
続いては、こちら。
ホイル焼き。
じっくりと、焼いて蒸らして出来上がったのは・・・
ふぐの白子焼き
ふぐの肝は毒があるってますが、このふぐは食べられるのねん。
それにしても、でかいね。15cm以上はあったよ。
ん?何だ、この青菜の茎は。
セリですか。
で、何に使うの?
立派な五徳だね。
ふぐ屋でガスコンロが出てきたってことは・・・
ふぐ鍋!
韓国ではセリを入れるのが定番らしいです。
ふぐもたくさん入ってて、食い応えがあるわいな。
といいつつ、あっという間に食べ尽くす。
そして、ふぐ鍋の〆は・・・
ふぐ雑炊
雑炊といっても、汁気なし。
海苔が入ってるところが、ポイント高し。
そして、この旅の、ソウルでの最後の飯も完食っと。
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ね、後半は食い物の写真ばっかしでしょ。
噺家ツアーの意味があまりない。
帰路、ツアーバスに揺られて、仁川空港へ。
高速道路の途中で、我慢しきれなくなった○○兄さんのために、急遽、トイレタイムを取るハプニングも。
道が空いててよかったよ。
出国手続きを済ませ、しばしぐったり。
あまった小銭(韓国通貨ウォン)を消費するには・・・、やっぱり食い物か。
上のは、コチュジャンピラフ・・・のようなもの。
今回のツアーで、酒を呑まずに飯食ったのは、3日目の朝食時だけだったね。
絶えず呑んでた感じ。
ビールを頼むと、大体この『cass』が出てくる。軽〜いビール。
で、その隣に並んでた乳白色の飲料、これが曲者(くせもの)。
「お、マッコリがありますよ!」
「いや、違うだろ〜」
「じゃ、試しに一本、買ってみましょう!」
・・・ゴメンナサイ。ヤクルトみたいな、乳酸飲料でした。
しかも薄めの。
これをビールで割って呑むと・・・、さらにマズイ(笑)
韓国食い道楽ツアーPart2、最後の飯は、機内食。
トマトソースのチキン、だったっけなぁ。
兄さん方を見たら、またビール呑んでるよ!
え?ウイスキーも頼んだ?もう、呑み過ぎですって。
無事、酩酊状態で(笑)成田空港に着き、帰りの成田エクスプレス車内で、
もう次回ツアーの予定を話し合う。
「また、久しぶりにうどん食べに香川に行きたいなぁ」
「いいですねぇ!うまい店、何軒かまた見つけましたから、皆んなで行きましょう」
「いつごろがいいかな」
「秋ごろが陽気もいいし、皆の日程さえ合えば」
「ほかにも、うどん食べに行きたいって言ってるのがいるから、人数が増えるかもね」
「また運転手、やりますよ!」
「いいよ、お前は。旅が終わってから、実はペーパードライバーでしたって、怖いよ」
「アハハハハ」
「アハハじゃないだろ!」
では、また次回のツアーリポートをお楽しみに!
(今回は最後までレポートできた!珍しい)