ここまの心
韓国食い道楽・その2 (2009,1,26〜28)
早いもので、もう3日目の朝。
昨晩の『反省会』は、喋りすぎて声のかれる者が出たところでお開き。
ビール、焼酎、ウイスキーの、空のボトルがゴロゴロと転がっていたので、随分と呑んだんでしょう。
部屋呑みは、かなり油断してるから、つい呑みすぎてしまうもので。
「明日の朝食、食べられそうな人はホテルロビーに8時半集合ね」
多分無理だと思います、と答えたものの、いざ朝になったら、眠気より食い気のほうが勝る。
こういう時には、元気に起きられるもんだ。
やはり徒歩圏内のミョンドン(明洞)繁華街にある、神仙ソルロンタンへ。
朝から営業中!
ソルロンタンとは、牛の骨付き肉を煮込んだスープです。
メニューを見ると、ソルロンタンだけで数種類ある。
どうやら、ベースは一緒で、トッピングが違うようだ。
定番の、余計な物の入ってないソルロンタンを注文。
Simple is best!
ドーン!!
スープとご飯。これだけ。これで十分。
トンコツみたいに白く濁ってますが、かなりサッパリした、澄み渡った味です。
飲酒と飽食で疲れた五臓六腑に染み渡りますな。
ご飯をスープに浸して、ただひたすら口へ運ぶ。
そして、時々キムチをつまむ。
この繰り返し。
そして、気付いた時には、空の器がただあるのみ。
ご馳走様でした!
店外へ出て、ホテルへ戻る道すがら、また食い物屋の看板を発見。
「ねぇ、誰か、これ食べてかない?」と金八兄さん。
「お、いいですねぇ。もうちょっと腹に入りそうですから、お供いたします!」
おかゆ専門店か。
行ってみやしょう。
分かりにくいですが、粥の種類が豊富。
野菜、高麗人参、松の実、かぼちゃ、汁粉、鶏肉、牛肉、椎茸と牡蠣、海老、ハマグリ、鯛、あわび
いっぱいありすぎて、目移りする・・・
あわび粥
何を頼んだのか、メモしてなかったので、間違ってるかも・・・
牛肉とシイタケ粥だったっけ?
自分で頼んだのも忘れてる。ま、いっか。
お粥の隣が水キムチ。
これもサッパリしてます。
今しがたソルロンタン食ったばかりで、ここも結構量があったけど、おいしくいただきました。
金八師匠、ご馳走様でした!!
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腹ごなしに街中をうろつく。
金八兄 「寄席は何か変わったことあったかな?」
小駒 「ここ(海外)にいると、まるっきり情報が入ってきませんね・・・」
金八兄 「ネットカフェみたいなのがあったらいいんだけどなァ」
小駒 「あるんじゃないんですか?こっちも、そういうの盛んらしいですから」
ビルの看板を探しながら歩いていると、『PCなんちゃら』って書いてある建物を発見。
なんちゃら、の部分はハングルだから判読できないけど、とりあえず行ってみましょう!
テナントビルの4階って書いてあるけど、エレベーターはないのかよ。
狭く急な階段を上っていく。
で、その階へたどり着くと、ガラス扉の向こうは青白い照明で、薄暗い店内。
いかにも怪しさ満点。
風俗か?それともボッタクリの店か?!
入ってみれば、ブースにPCが並んでる。ちょっとガッカリ(笑)
早速、ブラウザを開いて、検索・・・って、ハングル入力かよ!
受付のお兄ちゃんに頼んで、日本語入力に切り替えてもらう。
メールチェックして、落語協会HPで皆さんの寄席の出演情報を調べて、と。
おや、金八兄さん何やってんですか。○○兄さんのブログなんか開いて。
え?いたずらの書き込み?!おや、悪い方ですなぁ。
はぁ、そうきましたか。
いや、そこはこう書いたほうがいいんじゃないんですか?
えぇ、それぐらいのほうが、効果的だと思いますよ。
噺家二人、悪巧みに花が咲く。
あ、一応、フォローしておくと、ネガティブな書き込みじゃありません。
仲間内の、「洒落だよ、シャレ!」ってレベルの話ですよ。フォロー完了。
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ホテルへ戻って、荷をまとめ、帰り支度が整ったらロビーに集合。
おや、(旧)正月だからでしょうか、まばゆいばかりの飾り付けと、チマチョゴリを身にまとったご婦人が、
お客様をお出迎えしておりますな。
せっかくだから、たまには一同揃っての記念撮影でもしてみますか。
ちょっとブレ写真。
しっかりと脇を固めて、息止めて、心穏やかに撮らないと。
にぃ、しぃ、ろのやの、9人?!
だからァ、真ん中のお姉ちゃんは、噺家でもお内儀さんでも賛助会員でもないの!