ここまの心




2月10日


いわゆる「ニッパチ」という奴で、今月はヒマですよ〜。もとい、今月に限らず。
なので、半ば過ぎから旅レポートのサイトと化します。半月ほど。

その前に、写真の整理だけ。

1/21『名古屋・含笑長屋』
含笑寺 門柱

名古屋は栄町の先にある含笑寺。
門柱まで寄席文字。

含笑寺 入口   含笑寺 入口
この地で37年間続いている落語会。
「地域寄席はここから始まったのです。」/主催者・関山和夫先生(佛教大学教授)

含笑長屋 半纏半纏も・・・

含笑長屋 戸戸も・・・

含笑長屋 納屋物置だって、落語nized!

含笑寺 お札
寺の名前が含笑寺ってだけでこの有様・・・。
毎月やってりゃこうもなりますか。
会員制で、毎回広い本堂が満員。
確かな理念を掲げ、聴き手の姿勢を説く。
落語会とは思えない高尚な集まり(笑)。


その他、方々の新年会だとか増上寺の豆まき等々。
ついでに温泉に浸かったり、きりたんぽ鍋をご馳走になったり。
あぁ、先週の研精会、満員御礼です!
鈴本の高座との落差が激しいっす・・・(入りとか出来とか)
月曜(7日)、鈴本夜席が始まってお弁当タイムに差し掛かった団体様に完敗しました。
ほか、慰問先のデイサービスの徘徊職員にも負けそうになりましたが、
肝心のおばあちゃん連が喜んでくれたので、引き分け。
まだまだ戦いは続く・・・



2月15日


着々と旅支度が進んでおります。
いや、商売柄、全国各地にお邪魔することはよくありますが、
今回はまた、力の入れようが違うのですぞ。
今日はこの旅に必要なものを買ってきました。

酔い止め
酔い止め。

なぜに酔い止めなのか。
この旅の困難さを物語っているかのようです。
あさって、その正体が分かりまする。
(それ程のもんでもない)

三脚

旅に写真は付き物。
いつもカメラマンは己の姿を現さない。
たまには自分だって写りたいのだ。
つうか、『小駒自主サイト』なのに本人がなかなか写ってないって、どういうこと?!
そんな問題を解消するため、ミニ三脚を購入。
でっかいのもあるけど、持ち運びに不便だからさ。
カメラ本体でさえ、面倒がって置いてっちゃうぐらいだから。

ワイヤレスマウス
ワイヤレスマウス。
これでバリバリ更新するよ!
いや、しないよ!(どっちだよ)
すげぇ便利で面白い!マウス作った人は偉いなァ。

あ〜〜、ワクワクして眠れないかも!
いや、まだ三鷹の会とかもあるんだったな。しかし早くも心は旅の空。

・・・いや、仕事で行くんですよ。(言い訳がましいね)



2月17日(その1)


太平洋の大海原へ向けて、重いうなりを上げて船は行く。
離れ行く東京湾の明かり。
羽田から高度を上げて飛び立つ飛行機。
夜の海は闇の中。

初フェリーの旅。
今まで乗ったことがあるのは手漕ぎボートと屋形船(余興の仕事)のみ。
うむ、「ゴウカキャクセン」はでっかいなぁ!
・・・と言いたいところですが、相変わらずのボンヤリっぷり。
トラブルに見舞われ、出航10分前に到着。
もう車両の積み込みも終わろうというところへ駆け込み。
あ、バイク込みの旅です。
大慌てで手続きを済ませて乗り込んだので、船自体をほとんど見てないっす。
18時間半の旅。
これから船内を探索してみます!



2月17日(その2)


ゴメンナサイ。
もうケータイ(H")は圏外でした・・・。
オイラの声は誰にも届かないのかァ!!

フェリーの車両倉庫はトラックとナンバー登録前の新車でいっぱい。
その間を縫うようにバイク置き場へ行くと・・・
ホンダのスクーターが1台あるのみ。
そういえばちょっと前に乗船予約の電話をかけた時、予約番号が2番だった。
っつうことは、何か?
この船で一般予約の乗客は数人??
後はトラックの運ちゃんとかばっかしか?

フェリーってのは、金持ちの乗るもんだと思い込んでたよ。
いや、世界を旅する豪華客船と国内航路の船は別物かもしれん。

とりあえず、「大浴場」を見つけたので、入ってみます!



2月17日(その3)


船の湯、最高ぅ〜〜!!
流れる岸の明かりを眺めながら、ゆっくりと浸かる湯。
何たって、時間はたっぷりとあるんだから。

慌てて支度して出てきたから、肝心のお風呂セットすら持ってこなかった!
しょうがない、商売道具の手拭いを風呂用に。
いや、そうやって日常生活で使う物だから噺家の小道具にもなるわけだ。

ひとッ風呂浴びたらビールで落ち着く。
まだ寝るには早過ぎる。(21:50)
何か食おうかな。



2月17日(その4)


絶え間なく船日記を記している割には、電波が届かず更新できぬ。
明日昼、徳島上陸。そこで更新試み。
2年振りの四国。楽しみ。



2月18日(その1)


昨晩は酔っ払って22時過ぎに就寝。
船内放送で目が覚めて時計を見たら10時過ぎ。
どうやら揺れのリズムが体に合ったらしい(笑)。

曇り空の西日本。
甲板へ出てみましたが・・・、すっげぇ風!!
せっかく出番を与えられた三脚が勝手に歩き出す。
しょうがないから、自分撮り。
おーしゃんうえすと
椅子にしがみついて悶え苦しみながら写した様を感じ取ってください!



2月18日(その2)


やられた!・・・いや、自分に。
四国の地図を買って、行きたい店の数々をリストアップしメモも書き込んだのに、
それ自体を忘れてきた・・・!!

もう1冊買い足すか。ネットの地図を利用して切り抜けるか。


昨晩、船内の駐車場で見つけたスクーターは50前後のおじさんライダーでした。
四国八十八ヶ所巡りだって。
さらに、その奥に止めてあった(気付かなかった・・・)自転車、
四国を走り回ろうって根性の若者チャリダー!

あとは3人連れのほのぼの家族、旅慣れた運ちゃんたち。
慣れた連中は皆んなお風呂セットを持ってる。
お、俺としたことがっ!!


そうそう、おとといの三鷹・井心亭、大勢様のご来場ありがとうございます!
まるで思い出したように書いてますが。
なんだか、学生時代の思い出話で取り留めなく盛り上がりました。
やっぱり喬太郎兄ィはすごいお人だ。
オイラが客だったら、毎月通うな、あそこは。



2月18日(その3)


徳島フェリーターミナルにて下船。
走り出して直に降り始める。

徳島ラーメン「王王軒」、うまい。

香川へ移動。

さぬきうどん「長田in香の香@善通寺」、「山下@善通寺」、「おか泉@坂出」
どれもうまい。

雨降ってるから写真は無いよ。
いよいよもって、三脚が邪魔になる。

本日は坂出にて一泊。
明日、怒涛のうどんツアー&高知で落語会。
雨止んで!



2月19日


小雨の中、早起きしてうどんを食いに走る。
山奥に、田んぼの中に、川沿いに、あらゆる所にうどん屋があった。
観光客が団体で現れる。
軽トラに乗った農家のおっさんが食いに来る。
近所のガキも食っている。
世代を超えて愛されるうどん。

おととしに行った「山越」、やっぱりうまい。一番うまい。
釜揚げ卵入りの山掛けにゲソ天付けて260円也。訂正・300円です。

高知へ移動。
桂浜近くの喫茶店で落語会。
「地方へ行くと名人気分」を味わう。
うまい鰹と酒にありつく。



2月20日


ようやく晴れ。
波飛沫の桂浜、ちょっと走れば数百メートルの山の中。
上ったり降りたり忙しいです。

四万十川 沈下橋
清流・四万十川に架かる沈下橋。
手すりっつうか、欄干がないのよ。

四万十川 沈下橋
横から見たとこ。
「うひゃァ〜!!」などと言いながら渡るのが楽しい。

数日前に買った三脚、この撮影直後、強風と共に川の中に去りぬ。
そこに見えてるのに届かぬ思い。
夏だったら川ん中に入って連れ去るのに・・・
短い命だった。

高知にはバイク乗りのための宿泊施設が数箇所あります。
「ライダーズイン」、ありがとう高知県!
ライダーズイン中土佐
面白い造り。そして安い。

落語とは一切関係ありません。申し訳ないです。



2月21日


早朝、高知を立つ。目指すは徳島フェリー乗り場。
高速に乗っていくつかトンネルを抜けると、突然の銀世界!
おいおい、今まで「南国市」だったのに。
進むにつれ、気温が下がり路面も怪しくなる。
「もしかして、凍ってる?!」

行き先変更。
徳島の山奥を貫く道を避け、瀬戸内に沿って走る高速へ。
讃岐平野へ出たら、ぼたん雪がメットを叩く。
学校で習った「温暖な瀬戸内気候」はウソだった!

どうにかこうにか徳島市内へ。
また徳島ラーメンを食べて、フェリーに駆け込みセーフ。

明日早朝、東都へ帰還。
お次は韓流ブームに乗ってお隣の国へ。
遊び過ぎ?いや、勉強のためです!(笑)



2月24日


ちっとも家に寄り付かない小駒です。

今回は昨年に続き、海外更新第2弾!
韓国はソウルからの途中報告です。

後でまとめページを作りますので、つなぎとしてお楽しみください。

食い道楽一同
今回のメンバー発表!

先達(せんだつ)はやはりこの人、古今亭駿菊師匠!
畠山さんちはご夫婦で参加です。って、柳家三太楼師匠のことですよ。
そして、今回もいるぞ!「男前の」五街道佐助兄さん。
特別参加は古今亭菊寿師匠。
以前にこちらで地元の人に道を聞かれて、ちゃんと教えてあげた、という逸話があります。
もうひと方は、落語協会専属(笑)の歯科医、岡先生。
そしてカメラマンはお馴染みの?!ワタクシ小駒でございます。

まずは現地更新Part1でした。



2月24日(夜)


2泊3日の旅。
最終日の深夜、つまり2日目の反省会後に更新中です。
前回ほどマメに記録を取っていないので、何という情報もありませんが。

もうほとんど体力も残っていないので、『本日のベストショット』でご勘弁を。

三太楼兄たこ八郎風
「三太楼兄、驚異的な辛さのチゲ鍋を汗だくになりながら食べ進め、
瞳孔は開き、たこ八郎ヘアーになってしまった図。男山ジャージ着用。」



 

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